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33. 世界で戦うために。何かできるか?

33. 世界で戦うために。何かできるか?

産学連携

学術研究用データの提供で日本のデータサイエンス向上を目指す

2013年頃から、国立情報学研究所(NII)や日本データベース学会(DBSJ)を通じて、個人を特定できないよう整形した上で『ホットペッパービューティー』の口コミデータと『ポンパレモール』の商品検索関連データが大学の研究室等に提供されています。そして、これまでにその実データがさまざまな学術研究の場で利用されてきました。例えば、ある大学では、学部生向けの「知的探求の世界。ビッグデータを触ってみよう!」と題した授業で活用。また、学生の斬新なアイデア、萌芽的な取り組みを支援するプログラム『2019 DBSJ Data Challenge』では、DBSJ学生会員の研究材料のひとつに選ばれました。テストデータでも研究は進められるものの、準備されたデータは「整い過ぎ」ていてリアリティがありません。一方、実サービス上でやり取りされる情報は整ったものではないものの、それだけに現実に即した形で研究できるメリットがあり、新産業を生む可能性を秘めています。それ故に、アカデミアだけではなく、政府からも実データを公開することへ期待が寄せられており、リクルートだけでなく他のIT企業も積極的に実データを公開しています。

そして、何よりも学術研究用にデータを公開する一番の意義は、世界で戦えるよう日本全体のデータサイエンスのレベル向上に貢献すること。企業にはない視点での研究が進み、その成果が広く世の中に共有されれば、技術の向上や新たな顧客体験価値の創出にもつながっていくはず。今後、データを公開して終わりではなく、公開したデータをフックに、学生と一緒にハッカソンイベントを実施するなどインタラクティブな関係性を創り、日本のアカデミアと産業の発展に寄与していきたいと考えています。

櫻井 一貴

話者プロフィール

櫻井 一貴
リクルートテクノロジーズ 経営企画部 広報コミュニケーショングループ

1994年リクルートに入社し、さまざまなシステム開発を担当。2012年より現部署。日本データベース学会理事、情報処理学会DBS研究会運営委員、関西学院大学社会情報学研究センター客員研究員等も務め、産学連携を推進

このストーリーのカテゴリー

“集まるから力になる”

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