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45. 私のバックグラウンドは、私がどこで働こうとも邪魔にならない

45. 私のバックグラウンドは、私がどこで働こうとも邪魔にならない

USG People Netherlands社(以下USG People)は、オランダを本拠地とする人材派遣会社です。現在、オランダではその住みやすさを求めて、多くの外国人が流入しており、USG Peopleは移民向け就業支援に力を入れています。

新天地で家族が再会

「互いに愛し合っていると分かっていても、いつ一緒に暮らせるのか分からない状況は本当に辛いものでした」。

南アメリカの北東部に位置するスリナム出身のラオル・デ・ミランダさんは、オランダに来た当初を振り返ります。彼は厳しい経済状況下にあるスリナムでの展望が描けず、2016年に新天地を求めてオランダにやって来ました。しかし、オランダでは正社員として就職するまで経済的に独立しているとはみなされないため、ビザの取得が難しく、妻のサリナさんを呼び寄せることはできず、ふたりは2年以上の間、別居生活を余儀なくされました。

USG Peopleの事業会社である「Unique」の採用担当 ヘラルド・ボーゲルは、ラオルさんの印象をこう語ります。「とてもフレンドリーで明るい人でした。ITの知識もあるし、やる気もある。奥さんをスリナムに置いてひとりで仕事を探しに来たことを知って、ますますサポートに力が入りました」。まもなく、ある会社で社員が辞めてしまったため、次の人が見つかるまでの一時スタッフが急募されました。正社員のポジションを望んでいたラオルさんは応募に躊躇しましたが、ヘラルドは応募するよう強く勧めました。オランダでは最初から正社員として採用されるのが難しく、初めの数ヶ月は「お試し期間」が設けられるケースが一般的です。

ヘラルドの後押しもあり、ラオルさんは当初数ヶ月間だけ一時スタッフとして雇われた後、その仕事ぶりが評価され、正社員として採用されました。「外国人として、初めは単純な仕事に就くことも覚悟していましたが、思ったよりも早くITのスキルを活かせる仕事に就けました」とラオルさん。その後、サリナさんも無事オランダに渡ることができ、同じくUSG Peopleを通じて人事の仕事を見つけ、家族揃ってオランダで暮らしています。

国境を越えて夢を実現

「私は法律の専門を生かして、社会への影響力が強い仕事に就きたいと思っていました」

マルタ・アルベルカさんは2013年、18歳の時にスペインからオランダに留学しました。彼女は約1年のスピードでオランダ語を習得。その後オランダの法律を勉強し、就職活動をするなかで、USG Peopleの子会社である「USGリーガル」に出会いました。マルタさんがオランダ語を母国語としないことは、ちょっとした壁ではありましたが、USG People 採用担当のエリーネ・バン・デ・プラムは、すぐに彼女の持つ可能性に注目しました。「シャイで静かな人ですが、法律専門家になりたいという情熱や向学心が強く、根気強いことが分かりました。私は彼女に自信を持つよう励ましました」。

彼女のスキルや向学心は派遣先でも評価され、現在マルタさんは、オランダの移民局で移民の受け入れを審査・決定する仕事に就いています。多くの移民の流入があるオランダでは、移民の審査や社会課題に向き合う重要なポジションです。「専門が活かせる重要な仕事で、とても満足しています」とマルタさん。学生時代からの夢をオランダで実現しました。多くの外国人がオランダで職を求めるなか、言葉の壁などが障害となることもありますが、エリーネが大切にしているのは、求職者の夢と組織のマッチング。「マルタさんのケースが示すように、出身地は関係なく、向学心や情熱が組織に多大な利益をもたらすのです」。

USG Peopleはこうした海外からの求職者にも、一人ひとりの人生に寄り添い、親身なサポートを続けています。

このストーリーのカテゴリー

“少しずつ、前へ”

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